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資格の大原の公認会計士合格体験記、1年半で1発合格

公認会計士の合格体験記 資格の大原で1年半で一発合格 公認会計士
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人食いチワワ
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公認会計士試験に合格された方にインタビューを行いました。

インタビューさせていただいた方は資格の大原の集中コースを受講して、見事1年半で一発合格された方です(短答式2回、論文式1回受験)。
公認会計士試験の勉強で工夫した点なども伺ったため、資格の大原を検討されてる方も、それ以外の方にも参考になるはずです。

資格の大原で公認会計士試験に合格
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cpa会計学院という、公認会計士予備校に資料請求をすれば、無料で会計士入門講義(簿記3級相当)が手に入ります。
cpa会計学院は公認会計士の合格者数占有率41.6%の最大手予備校になります。
会計士入門講義(簿記3級相当)もcpa会計学院の会計士資格を持つプロの講師が解説してるため、非常に分かりやすいです。
私も何度も資料請求していますが、一度も営業の電話はかかってきたことがありません。
これから、会計士を目指す方はもちろん、会計士を目指すかどうか分からないけど、まず簿記3級の勉強をしてみたい方におすすめです。

自己紹介をお願いします。

私は幼いころから勉強もろくにしてこなかったので、中学時代は成績も悪く、高校進学に際しては勉強せずに入れそうな高校に行くことにしました。
高校卒業後は製造業に就職しましたが専門的知識を身に着けたいと考え、大原で公認会計士コースを受講することにしました。
今まで勉強に専念したこともなく、途中で放り出してしまうかもしれないと脳裏をよぎることもありましたが、たった一度の人生で後悔したくはないと思い、コースを受講するにあたって会社も退職し、勉強に専念できる環境を構築することにしました。

コース受講時点では簿記について売上や買掛金等を知っているぐらいで、資本金とかが何かは理解してないレベルでした。

公認会計士試験の勉強時間、勉強期間をを教えてください。

公認会計士の勉強期間は1年半です。一次試験までは毎日10時間ほど勉強していました。
短答式合格後から論文式の対策を始めましたが、モチベーションが下がってきて毎日8時間ほどになっていたと思います。
ただ1年半ずっと勉強していたわけでなく8月と1月は勉強をほとんどしていなかったため、ざっと計算すると総勉強時間は多くて4380時間でした。
ただ私は気分転換に長時間散歩したり、空を眺めていたりするので実際の勉強時間はもう少し短いと思います。
ですので参考程度でお考えください。各科目の勉強時間は長い順から財務会計→企業法→租税法→管理会計→監査法→経営学だと思います。

人食いチワワ
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公認会計士試験の勉強時間は3000~6000時間と言われています。
この方は約4000時間と比較的短いです。
短期間で一発合格された方は総勉強時間が短い傾向にあり、長期間勉強されてる方は勉強時間が長くなる傾向があります。

TACに資料請求をすれば、公認会計士の合格体験記集(非売品)が手に入ります。これには受験生のおよその勉強時間が記載されています。

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なぜ資格の大原を選びましたか?

資格の大原を選んだ理由は知名度です。同様のサービスを提供している会社は他にもありますが、合格者を出している数が多いとネットに書いてあったので、名前は聞いたことあるし、具体的な数値とかは調べず大原を選びました。

大原に通う前に一度校舎に伺いましたが、立地も良く中も比較的綺麗で落ち着く環境が整っていたと思います。
校舎の近くにスーパーやコンビニがあったのも良かったです。勉強中小腹が空くことも当然あるのでとても助かりました。

人食いチワワ
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資格の大原は全国にあり、地方にも校舎を構えています。

資格の大原の講義は分かりやすかったですか?分かりにくかったですか?

資格の大原の講義はまんべんなく説明するというよりもポイントを絞って教えるので分かりやすいです。
講義の流れとしてはどの科目も同じで、まずはテキストに沿って簡単に一周します。
その際には難しい論点などは省かれる傾向にありました。
そして飛ばしたところや難しい論点を二周目で補完して教える流れです。

講師の方で特に分かりやすいと思った方は財務会計の川上先生でした。
質問にも丁寧に答えていただき、また授業も分かりやすく素晴らしい先生だと思っております。
今もご担当されているかも存じませんが、本当にお世話になった先生の一人です。

一方で経営学は分かりづらいです。選択科目で授業時間が少ないので仕方ありませんが、講義はテキストに書かれてある文面をゆっくり聞くといった印象をもっています。
あと大原の講義の特徴かは分かりませんが「ここ重要なのでマーカー引いて強調してください」と仰るのでその通りにしているとテキストがマーカーだらけになり、何が重要か分からなくなるので、テキスト三周目ぐらいの時に自身が重要で、かつ、ちゃんと覚えてなかった箇所だけ引くようにしたほうがいいと思います。

人食いチワワ
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私の経験上、他の学校もマーカーを引かせる講義が多いように思います。

資格の大原は講義時間を圧縮してるため、アウトプットを優先できたそうです。

資格の大原のサポート体制はいかがでしたか?

サポート体制については答練がかなりの数が用意されており、アウトプットする環境が整えられていると感じました。
答練は基礎答練と直前対策答練の二つがありますが、直前対策答練で高得点をとれたら本試験でも合格点を取ることはさほど難しくないので、短答式の3か月前には入手して対策するのが吉です。

科目の先生に相談したら過去の対策答練については配布いただけるので、問題を解く練習不足で困ることはないでしょう。
また先生方に質問すると丁寧にお答えいただけるので一人で悩まず積極的に質問した方が得策です。
講師の方から声を掛けてもらうことは必ずしも多いとは言えないので遠慮がちにならず、受けられるサポートは最大限生かしましょう。

人食いチワワ
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正直、過去の答練が貰えるかどうかは講師によると思います。

資格の大原は講師が常駐してるため、質問サポートがいいと評判です。

TACの場合は講師に質問するのに1週間待つということもあるそうです。

資格の大原のテキストはいかがでしたか?

資格の大原公認会計士講座のテキスト

大原のテキストは短答式対策としては素晴らしいと思います。基本的なとこから応用まで記載されており、テキストは大原だけで十分でしょう。
応用的な部分は研究として枠で区切られており、より理解を深めたい人はそこを読むと興味深い論点が多く載っているので楽しめると思います。

ただ、答練などで出てくる難しい問題とかは載ってないので、そちらについては問題集でカバーしましょう。
そして問題集でもカバーしていない論点などが答練に載っていることが多々ありますので問題集で出ていないところは別途保存してオリジナルのテキストを作成する必要が出てきます。

なお、テキストにどこが重要かなどは特段記載されないので講義の先生が重要と言った箇所は重要なんだなぐらいで捉えておくと良いです。
また、持ち運びしやすいポケットテキスト等もあり、移動中にも勉強できるように配慮されたテキストもあります。
内容としては通常のテキストの簡易版となりますが、基礎論点とかは押さえてあるので勉強し始めた時は重宝していました。

人食いチワワ
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資格の大原はcpa会計学院と比較してテキストが薄いです。
そのため、高速回転がしやすく、骨組みが形成されるでしょう。

資格の大原はテキストだけではなく、答練も含めて、論点を網羅するカリキュラムです。

公認会計士試験の勉強で工夫した点があれば教えてください。

勉強で工夫した箇所はインプットは早急に終わらせ、アウトプットを重要視したことです。
多くの受験生が勉強時間の大半をインプットの時間に割いており、それでは合格できないことは目に見えていました。

基本論点を落とさないことが合格の秘訣として教えられますが、周りの受験生が解けない問題を数問解く必要があるという事も認識していなくてはなりません。
テキストに書かれている事の大半は他の受験生も解ける内容であり、プラスアルファで自分の強みが無くてはなりません。

問題集や答練のアウトプット教材は少しひねった問題も多く、曖昧に記憶していると間違える良問が数多く収録されているので、こちらを何回も解くことで実力が飛躍的に向上しました。

あと馬鹿にしてはいけないのが過去問です。過去問の大半が大原のテキストや問題集に反映されますが、全て掲載されるわけではありません。
3、4年前に出された誰も解けないような問題が問われ方を少しだけ変更して出されることがあります。
過去問を一度も解かずに本試験に挑まれる方もいらっしゃいますが、出来れば最低でも一度は解いておくほうが賢明です。

人食いチワワ
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資格の大原の映像授業は講義時間を圧縮してるため、インプットではなくアウトプットを優先できます。

公認会計士試験の勉強で苦労したことがあれば教えてください。

会計士の勉強で苦労したところは論文式全般です。
短答式試験のマークシート方式から変わり記述式になることで普段から文章を書かない自分にとっては難しく感じました。
論文式試験では問われた問題について一言一句覚えて回答することも増えたので、勉強方針も理解することから暗記することがメインとなり面白味を実感しづらくなったことでモチベーションを維持するのに苦労しました。

理論問題は暗記で苦戦しましたが、一方で計算問題はというと暗記して答える問題はほとんどないものの、財務会計では企業結行や連結会計が重要論点として出題され、最後まで苦手意識をもっていたぐらい私にとっては難しく苦戦しました。

短答式試験ではなかった租税法は理論も計算も暗記のオンパレードなので論文式試験では最も勉強した科目でした。
ただ、新たに追加された科目ということもあり、新鮮な気持ちで勉強できたことが救いでした。

選択科目はポピュラーな経営学を選びましたが、意外と厄介な科目で知識を繋げて覚えるというよりかは独立した論点が無数に存在している感じで面白いけど覚えづらい印象でした。

正直、資格の大原に改善してほしい点はありますか?

大原に改善してほしいところは2点あります。

1点目はスペースの改善です。私がいたときはコロナが流行する前だったので講義に出席することを求められたのですが、出席したものはいいものの人数が多く一人当たりのスペースが狭いところが不満点でした。
座席も決められており、真後ろの座席にいる人が咳をしていると精神的にも衛生的にも良くなく、体調がすぐれない人は人口密度が低い後ろの方に移動してもらうなど大原側も配慮してほしかったです。
また、多数の人が同じ空間にいると暑い、寒いといった意見が同時にでて、エアコンの設定温度で揉めている人もいました。

2点目は映像授業のクオリティです。録画した映像を講義として受ける機会があるのですが、特に編集とかもなく録画映像を流すので観るのが辛くなってしまいます。
先生が黒板を書いてる時や資料を配布しているときなどカットしてもらえれば、とても観やすいと思うのですが1点目と同様に対策にはコストが掛かるので対策は難しいでしょう。

人食いチワワ
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現在の資格の大原の映像授業は電子黒板を用いてるため、板書の時間や資料を配布している時間はカットされています。
その分、講義時間は短く済みます。

cpa会計学院やTACは授業を録画して、そのまま流してるだけのため、大原の映像授業のクオリティーは高いでしょう。

正直、資格の大原を受講してよかったですか?

資格の大原を受講して良かったと思っています。それは1年半で合格が出来たのでそう思うのは当然かもしれませんが、とにかく先生方のサポートやコミュニケーションに感謝しております。

ただ受け身で講義を受けているだけだとその恩恵は感じづらいかもしれません。
分からないことがあったら恥だと思わずに質問することがとにかく重要です。
聞いたからといってすぐに理解できるわけではありませんが何度も聞いては持ち帰り考え、これを何度も繰り返して分かることもあります。

ただ生徒の中には難しく講義についていけなくなって投げやりになってしまう方もいらっしゃいましたが先生も人ですので教えてくれるのは当然だというふうに考えず、周りに当たり散らかさずに大人な対応をすることも生徒に求められます。

また、校舎に出向いて講義を受けるという性質上、周りにも受験生がおり人間関係が付きまとってきます。
受験の不安からか攻撃的になり、面倒な人も一定数いるので下手に関わらないほうがいいということも学べます。

上記だけだと先生がいいだけと思われてしまいますが、大原を受講する最大のメリットはとにかく直前対策答練が素晴らしいということです。
直前対策答練は本試験の2か月前から始まりますが、そんなことはお構いなしに4か月前から過去の直前対策答練を入手してやりこみましょう。
これさえやっとけば論文式試験は間違いなく突破できると言えるぐらい素晴らしい出来です。

人食いチワワ
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資格の大原はcpa会計学院より答練の数は多いです。
その分、cpa会計学院はインプットの講義時間が長く設定されています。

最後にこれから公認会計士試験を目指す方にエールをお願いします。

最後に公認会計士試験を目指すかたにエールを送るとするならば、とにかく勉強を楽しみましょう。
下手に合格することだけに囚われて問題の楽しさを見出すことから目を背けてはもったいないです。
なぜなら公認会計士は試験に合格後も修了考査という三次試験にあたるような制度もあり、その試験後も新しい会計基準、監査基準やクライアント先の業界についての知識が求められるなど終わりのない勉強が待っています。

もしあなたが勉強が辛いものと考えるとこの先の人生は苦行だらけになってしまいます。
ですから合格することは会計士になるために必須と言えますが、会計士を続けるためには勉強が楽しいと思える気持ちが本当に重要なんです。
辛いことですが会計士試験は努力が必ずしも身を結ぶ資格では無いことを周りをみていて実感しました。
ですが努力していない人が受かる資格では無いので、まずは努力値で負けないようにしましょう。
そして勉強を誰よりも楽しんでいるとあなた自身で思えたなら、あなたは立派な会計士になれることでしょう。

TACで合格された方にもインタビューをしました。

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