- 簿記3級の独学に必要なものはテキスト、問題集、電卓、予想問題集
- 電卓は家にあるもので充分
- 予想問題集は万全の対策をしたい人だけ
簿記3級の独学に必要なものはテキストと問題集、電卓、予想問題集だけです。詳しく解説します。
テキストと問題集
簿記3級に必要なものはテキストと問題集です。それぞれ一冊ずつあれば十分だと思います。
問題集はテキストと同シリーズで揃えましょう。問題集の解説ページにテキストへの掲載ページが記載されてるからです。
場合によってはテキストも必要ありません。理由はyoutubeで無料で講義が視聴でき、わざわざテキストでインプットする必要はないからです。しかし、分からない論点を確認したいときに紙のテキストがあると便利です。
youtubeの講義のほかにcpa会計学院という公認会計士予備校に資料請求すれば、講義とpdfテキスト、問題集が無料で手に入ります。これさえあれば、テキストと問題集を購入する必要はありません。
cpa会計学院の資料請求はこちら紙のテキストを購入される場合はパブロフ簿記がおすすめです。解法を詳しく教えてくれて、さらに著者のブログで質問ができます。
電卓
簿記3級に合格するには電卓は必要です。しかし、家にある電卓で充分ですが、条件があります。最低でも10桁の計算ができ、メモリー機能(M+、M-)があることが望ましいです。
逆に関数電卓、印刷、メロディー、プログラム、辞書機能がある電卓の場合は日商簿記試験の持ち込みができません。
もし、新しく購入する場合は日商簿記、税理士、公認会計士受験生専用の電卓がおすすめです。一般販売されてないのですが、ネットスクールという会計スクールで購入することが可能です。電卓の使い方を書いたブックも付属してるため、初心者におすすめです。
➡ネットスクール公式サイトはこちら予想問題集は万全の対策をしたい人におすすめ
予想問題集は万全の対策をしたい人だけにおすすめです。テキストと問題集のみで合格レベルに達することは十分可能だからです。
予想問題集で勉強する目的は、ネット模擬試験を受講と試験の時間配分の確認です。そのため、それらの目的に沿う方は購入しましょう。
おすすめの予想問題集はTAC出版のものです。簿記3級は試験問題を公表されてないため、大手予備校の調査力があったほうがいいと思うからです。
過去問は必要ない
よく「簿記3級の独学で過去問はやったほうがいいですか?」と聞かれますが、必要ありません。なぜならば、日商簿記3級は昔と大きく試験傾向が異なり、さらに、新試験になってから問題が公表されなくなったからです。
つまり、現在発売されてる過去問は一昔前の問題ということで、現在の試験とはズレています。そのため、過去問を解くくらいなら、予想問題集を解いたほうが本試験対策になります。
ここまで最低限必要なものはテキストと問題集でしたが、4,000円もあればお釣りがきます。さらに、cpa会計学院に資料請求すれば、タダで勉強することができます。
独学合格に必要な勉強時間についてはこちらの記事で解説しています。