- 簿記は独学、通信講座、通学講座どれがいいの?
- それぞれのメリット、デメリットは?
- どの学習形態が向いてるか?
- 簿記1級、2級、3級、全部独学で取れる?
このような疑問にお答えします。
独学 通信講座 通学講座のざっくり比較
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独学のメリット・デメリット
独学のメリット
- 最大のメリットは費用が安い
- 自分のペースで学習できる
- 自由に教材を選択できる
- いつでも学習開始ができる
独学のデメリット
- モチベーション維持が困難
- 質問ができない
- 周りにライバルがいないため自分がどのくらいできるのか分からない
- 市販のテキストでは独学に向いてないテキストもある
- よって学習期間が長期間に及ぶこともある
- 簿記1級の独学はかなりキツイ
独学に向いてる人
独学に向いてる人は勉強習慣がある人、過去に資格や大学受験などで合格した経験がある人です。
独学の最大のデメリットはモチベーション維持が困難なことです。
勉強癖がない人がいきなり勉強しようにも怠けてしまう可能性があります。
勉強する日、しない日ができてしまい結果的に勉強が長期間になる場合もあります。
最短で合格したければ通信講座または通学講座を選択するべきでしょう。


通学講座のメリット・デメリット
通学講座のメリット
- 学習仲間ができるためモチベーション維持が容易
- 講師にすぐに質問できるため疑問点は即座に解決可能
- 講義中心の学習ができるためスケジュール管理ができる
- 理解がすすみ効率よく学習できる
- 自習室が使える
- 独学と比べて合格率が高い
通学講座のデメリット
- 費用が一番かかる
- スクールに通う必要があるため交通費も必要
- 学校のスケジュールに合わせるため入学時期が限られる
- 自分のペースで学習できない
- 通学時間が無駄に感じるかも
通学講座に向いてる人
通学講座に向いてる人は勉強習慣がない人です。
通学講座は勉強仲間ができやすく講義がペースメーカーになるためモチベーション維持が容易です。
そして定期的に通学できる人です。
忙しい社会人などはなかなか決まった時間に通学することはむずかしいでしょう。
私のおすすめの通学専門学校は資格の大原です。
校舎が全国にあり、地方にもあるため、通学時間が短く済むからです。
通信講座のメリット・デメリット
通信講座のメリット
- 費用は通学と比べて安い
- 学校まで通う手間が省ける
- 講義を視聴することで理解がすすみ効率よく学習できる
- 独学と比べて合格率が高い
- 自分のペースで学習できる
- 独学と比べるとモチベーション維持がしやすい
通信講座のデメリット
- 独学と比べて費用がかかる
- 通学と比べると孤独になりがちでモチベーション維持が難しい
- 質問制度の充実度はスクールによってばらつきがある
- その場で質問できない
通信講座に向いてる人
通信講座に向いてる人は分かりやすい講義で理解したい人です。
通信講座の講義を担当してる先生はその学校でも人気の講師である場合が多いです。
また、自分のペースで学習できるため忙しい社会人にも向いてます。
独学と比べて合格率が高いですので、確実に合格したい人にも向いてます。
イメージ的には独学と通学の中間といった感じですね。



簿記3級は独学・通学講座・通信講座どれがいい?
簿記3級は金銭的余裕がなければ、独学でも十分合格可能です。
しかし、独学でしっかり理解しきれない場合、簿記1級や2級などの上位級を狙う際に苦労するでしょう。
そういった点では講義を受けて、しっかり理解してもいいでしょう。
簿記3級の通信講座ですと、あまり独学と費用は掛かりません。
独学に必要な教材は、インプットテキスト、アウトプット問題集、過去問、予想問題集ですが、これらを集めると6,000円くらいはするでしょう。
しかし、ネットスクールという通信講座なら教材込みで9,000円です。
差額3,000円を高いとみるか、安いとみるかは人それぞれですが、
私はモチベーション維持が独学と比べてできる、質問ができる等を考慮すると安いと思います。
簿記2級は独学・通学・通信どれがいい?
簿記2級も独学合格可能です。
しかし、近年難化傾向にあり、連結会計や税効果などの公認会計士受験生も泣かせる論点が簿記2級では勉強しなければいけません。
さらに、簿記2級で新たに勉強する科目で工業簿記というのがあります。
工業簿記は数学的要素が強く、理解が特に大事になってきます。
確実に合格したければ、通信講座や通学講座を受けてもいいかもしれません。
簿記1級は独学・通学・通信どれがいい?
簿記1級の独学合格は、ほぼほぼ無理です。
簿記1級レベルになると公認会計士試験の会計学のだいたい7割は網羅してることになります。
公認会計士試験は難関資格の代表格です。
そんな難関資格の代表格と7割試験範囲がかぶってるのは、もはや簿記1級も独学は難しいでしょう。
なかには公認会計士試験も簿記1級も独学で合格されるかたがいますが、効率が悪く勉強時間が伸びてる傾向にあります。
最後に 私の体験から基づくおすすめの学習形態
私がおすすめする学習形態は通信講座です。
理由は3点あります。
- 通学時間が必要ない
近くに校舎がない場合は通学時間が大きなロスになるでしょう。
その反面通信講座はネットで受講できるため、通学する手間が省けます。
- 独学と比べてモチベーション維持がしやすい
確かに通学講座と比べるとモチベーションは保ちにくいですが、
通信も講義を中心としたスケジュールを組むことでモチベーション維持もしやすいです。
私が勉強したときの一番の壁はモチベーション維持です。
勉強する日しない日を作ってしまい勉強時間は大したことないですが、勉強期間が長期間になってしまいます。
ですので、通信講座などを利用してさっさと合格してしまえばいいと思いました。
- 最近の通信講座は費用が安い
通信専門のスクールは校舎代がかからないため通学と比べると比較的安価です。
テキスト込みで簿記3級は9,000円で受講でき、簿記2級は30,000円、簿記1級は103,000円で受講できます
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